韓国ドラマ：酒の国
出演：
キム・ジェウォン、キム・ミンジョン、イ・ドンウク、チェ・カンヒ、
年間1兆5千億の大韓民国洋酒市場、年間3千億ウォンの伝統酒市場。これは、これ以上避けることができない勝負の世界だ。現酒類界を導いて行く西洋酒と伝統酒、そして彼らの企業理念を、そこに青春をかけた若者達の情熱を通じて捜そうとする。
お酒は一つの商品というだけではなく、その国の文化を代表する物だと言える。日本のお酒には、ただの米の酒の単一品種にも数百種類の銘柄があって、自分だけの特色を自負している。
一方韓国の伝統酒は、多様な種類にもかかわらず、まだ体系的に開発・広報されなくて、色々な他のお酒に比べて競争力が劣るのが現実だ。このドラマの主人公たちは伝統酒の開発過程で、まさにその点に自尊心が傷つく。文化的アイデンティティを追い求める彼らの姿を、元気で美しく描こうとする。若さは仕事と愛と友情中の、そのどれも放棄できない。それで辛くて、またそれで尊い。執念を抱いて没頭する中に咲き始めた感情は、時々長い道のりを歩かせるが、彼らが遅くて熱い青春の通過儀礼を通して成熟する姿を通じて、若さの大切さを悟らせようとする。
高2に進級した醸造場のジュン(キム・ジェウォン)とソニ(キム・ミンジョン)。醸造場の運営は後回しでただ伝統薬酒の商品化研究に没頭している父親たちのせいで経済事情は最悪で、ジュンとソニの日々は疲れてだるい。ジュンは日増しに息苦しくなる父親たちに対しようと青春が惜しくて家の外を回りながら金儲けの工夫をするのだが、ソニでさえお酒を作る事にはまって自分は後回しだから興ざめだ。一方ソニは、父親の真面目な努力がいつかは結実を見るだろうと言う希望があって、酒の臭いと麹のにおいがあふれる醸造場で父親たちを助けることが大変だとは思わない。幼い頃に亡くなった母親の代わりにジュンの母親が暮しを引き受けてくれて、ジュンの妹ヨンはソニを実の姉のようにしたってくれる。お金がないだけで、みんなある。そうしたある日、ジュンが友達と一緒に醸造場のお酒を密かに持ち出して安値で売ろうとしたが、ソニにばれて計画は水泡に帰してしまい、その過程で大人たちが誠をこめて作ったお酒を台無しにするようになるのだが…。
INNOLIFEより
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