YouTubeで韓国ドラマ: 星を射るアーカイブ

2006年07月30日

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私たちの三流の人生を一流にしてくれるのは、愛だけだ。ここに、何も持つものがなく人間的にも弱点だらけの二人の男女がいる。誰が見ても三流の人生を生きてきた彼らは、愛を通じて夢をつかんで一流になる。一人でいる時はしがない存在だったが、愛する人には夢をつかむことができる力と勇気を与えられる貴重な存在になること、それがこのドラマで描こうとする美しい愛の奇蹟だ。

<成功の鍵は人だ>このドラマの登場人物たちは、各自それぞれの成功を夢見る。しかし、成功のために走る道には差がある。ここでは本当の成功のキーワードを‘人’に置こうとする。本当に成功した人生は富と権力を得た人生ではなく‘人’を得た人生という意味だ。見えない所で他人の成功を作り出す‘マネージャー’という職業を通じて、真実の人間関係が成功を作る鍵だということ見せてくれる。

狭いトイレの中。カーテンで仕切ってシャワーをあびるソラとヨンビョンウを見るパダが気兼ねなく話し合う姿から、平凡ではない兄と妹の日常は始まる。周波数がよく合わないラジオを抱えて屋上に駆け上がるソラ。ラジオでは‘チォンシルホンシル’が流れていて、これはソラにドフンとの結婚を迫る時が来たという暗示になる(ラジオ音楽は重要な峠毎に登場する設定)。三十歳の誕生日を迎え、ドフンと旅に出る事を約束したソラは、震える心でドフンとの初夜を準備し、パダの監視を避けるために嘘までつく。

しかしドフンは、イェリンをキャスティングする可能性がある映画監督が‘釜山映画祭’で会おうという電話をかけてくると、パダとイェリンを連れて現われてソラを失望させる。ソラがドフンと二人きりの旅に出ようと思ったという事実に衝撃を受けるパダ。手厳しくソラをせき立てながらも、結婚を急がなくちゃいけないと言う緊急な心はソラより大きい。

人波の中で‘釜山映画祭’開幕式を見物するソラ達。イェリンとドフンは成功するという野望に燃えあがるが、パダは消えたソラのせいで気を使う。ソンテはソラにせき立てられて家の外に追い出される。負けず嫌いが発動して、また家に押し入って行くソンテ。パダのためソンテを追い出すことができない状況になると、ソラはソンテが飛び出すようにしようと、ご飯を食べる時もトイレを使う時も、事ある毎に侮辱する。

しかし、屈せずますます図々しい行動をするソンテ。ソラはお金にがめついパダが、ソンテに気軽に契約金をあげた理由を納得することができない。イェリンがそうだったように、ソンテに自分が必ず必要な人だという確信があったからだと答えるパダ。スンウと契約をすれば成功の足場を用意できると思い、パダに集めておいたお金を出しなさいと言う。そのお金はソラとイェリンのために使わなければならないと拒否するパダ。すべての事をドフンの決定にたよっていた普段と違い、パダの固執は頑強だ。スンウから何日かだけ待ってあげるという知らせを受けたドフンは、心がせわしくなる。

ソラが難しく結婚の話を取り出すと、皆が一緒に暮そうとすれば大きい家から手に入れなくちゃいけないと話すドフン。ソラはドフンとの結婚の知らせを伝え、パダは嬉しくてしかたがなかった。そしてソンテは、不動産の紹介費がもったいなくて、パダが引越しすれば契約金がもらえると自分がこの家を借りると言う。

今やソラとイェリンのためにお金を使う時になったと思ったパダは、集めておいたお金とソンテが出した家の保証金を合わせてドフンに与え、家を借りてあまったお金はイェリンの今後の投資にしてくれと頼む。ソンテは不動産を通じて家賃を出し、一緒に暮してくれる人を探しながら、早く引越しろとうるさくまといつく。我慢できずドフンを訊ねるソラとパダ。しかし、ドフンはそのお金でスンウと契約をし、皆のためにした事だから我慢して待ってくれと言うが…。

INNOLIFEより